2025/04/25
新型コロナ=武漢ウイルス死者700万人!この責任、一体だれがとる?
(写真 武漢ウイルス研究所 Wikipediaより)
新型コロナ(COVID-19=武漢ウイルス)のパンデミックでは、世界で700万人以上の犠牲者が出た。中国の武漢ウイルス研究所(WIV)からの流出説が有力になりつつあるが、この死者数は、ナチス・ドイツが強制収容所で虐殺したユダヤ人の数よりも多い。隠ぺいを続ける中国共産党政権はどう責任を取るのか。またWIVをアシストした米国のウイルス学者たちは、いつまで沈黙を続けるのか。世界保健機関(WHO)は4月、次のパンデミック対策をまとめたパンデミック条約の条文案を協議し合意に至った。5月には条約が採択される予定だが、肝心のウイルスの発生源については依然統一見解が示されていない。そもそも原因が明確ではないのに具体的な対策をまとめることができるのだろうか。WHOのパンデミック条約は、武漢ウイルス感染問題を早急に閉じたい中国側からの政治的圧力があったのではないか、といった疑念すら沸いてくる。調査ジャーナリストとして著名なシャリー・マークソン女史は、「中国共産党政権は世界のグローバル化を巧みに利用し、最新の科学技術、情報を手に入れてきた。武漢ウイルスはそのグローバル化の恩恵を受けて誕生してきたのだ」と述べている。が、幸いというか、昨年末から今年に入り、武漢ウイルスに関連した新しい情報が明らかになってきている。ドイツ連邦情報局(BND)は昨年秋、独自で入手していた機密情報の存在を明らかにした。そして米中央情報局(CIA)は、「研究所事故の可能性は低い」との立場を表明してきたが、トランプ政権がスタートした直後の1月25日、CIA新長官ジョン・ラトクリフは「中国の研究室から流出した可能性が高い」とする新たな評価を明らかにした。
米ホワイトハウスもウイルスの発生源はWIVだという見解を公式に表明したが、その理由として、①自然界には存在しない生物学的特徴を持つ。②WIVは過去、生物安全基準が不十分な中で機能獲得研究などが実施されていた。③2019年秋、華南海鮮市場でCOVID-19が確認される以前にWIVの研究者がCOVID類似の症状を示していた事例が確認されている。この3つを挙げている。米国はこれまでのFBI、米エネルギー省に加えCIAとホワイトハウスまでもがWIV説を支持したことになる。バイデン前政権時代は自然発生説が支配的だった。最高の研究機関と人材を誇る米国をもってしてもウイルス起源問題で結論が出ないのは、中国側の情報隠蔽だけではなく、米国内の親中派人脈や政治家、専門家、研究者、ロビイストがブレーキをかけてきたからだ。米国には武漢ウイルスの感染起源を知るうえで貴重な学者がいる。ウイルスの機能獲得研究と遺伝子操作の痕跡排除技術は、米ノースカロライナ大学のラルフ・バリック教授、そして英国人動物学者で米国の非営利組織(NPO)エコ・ヘルス・アライアンス会長のペーター・ダザックらだ。 彼らは過去、WIVと接触があり、中国人ウイルス学者で、通称「コウモリ女」と呼ばれるWIVの石正麗と一緒に研究してきた専門家たちだ。バリック教授らは米国の税金でWIVのコウモリ研究を支援してきた。その意味で、米国の科学者の落ち度も追及されなければならない。なお当時のバイデン大統領は1月20日、退任直前にトランプ現大統領の政敵と見られる人物に対して予防的恩赦を与えたが、その中に元アメリカ国立アレルギー感染症研究所所長アンソニー・ファウチ博士の名前があった。ファウチ博士は「自然発生説を主張し、米国民を誤導する役割を果たした」と厳しく批判されてきた人物だ。バイデンはなぜファウチに恩赦を与えたのか。理由はファウチ博士が、WIVや米中間の科学者交流内容を熟知しているからだ。トランプ政権がファウチを改めて公聴会などに呼びだす可能性を葬り去るためだ。
一方ドイツの情報機関BNDは、20年初めにコロナパンデミックの起源に関する機密資料を入手していた。それらの情報に基づいて、BNDはWIVでの事故が世界的なコロナパンデミックの原因である可能性が高いとの結論を下した。BNDは、武漢ウイルスの起源は「80%から95%の確率でWIV発生説が正しい」と主張した。BNDが20年に入手したWIH関連の機密情報の存在について明らかにした時、中国外務省の毛寧報道局長は「新型コロナウイルスに関する問題で、中国はいかなる形の政治的操作も断固として拒否する」と強調し、BNDのWIV流出説を一蹴している。ドイツの著名なウイルス学者クリスティアン・ドロステン教授(シャリテ・ベルリン医科大学ウイルス研究所所長)は、南ドイツ新聞(SZ)とのインタビュー(2022年2月9日)で、≪武漢ウイルスの解明を阻止しているのは中国側の隠蔽姿勢にあると明確に指摘したうえで、実験を知っていた米国の科学者たちの責任もある≫と発言している。
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