佐野慈紀のシゲキ的球論 大勢に求める「広いゾーン」と菊池雄星の思い切った継投プラン
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2026/03/13
WBC連覇へ向けて順調に予選リーグを1位通過した侍ジャパンだが、投手陣に課題がないわけではない。リリーフで登板した大勢はリードした場面で本塁打を浴びるなど、本来の投球ができていない。
佐野氏は「大勢はカウントを取りたがる」と指摘する。「コースを狙うのではなく、癖のあるボールなのだから打ち取りに行くことをした方がいい。小さなゾーンで勝負できるピッチャーだとは思っていない」と、ストライクゾーンを広く使う投球を求めた。
前回大会でもピンチを招いた際、小さいゾーンで勝負しようとする傾向があったという。「もっと広く使ってもいい。思い切ってどんどん放るという気持ちが前面に出てきてほしい」と、大勢本来の良さを取り戻すようゲキを飛ばす。
また、先発の一角・菊池雄星の起用法にも独自の分析を見せる。「雄星ははまったらとんでもないけど、はまらなかったらとんでもない。何とかゲームを作るタイプのピッチャーではない」と評価。「今日はいいなと思ったら長く投げさせて、ダメだったらすぐ切り替えてもいい」と、状態を見極めた思い切った継投を提案した。
負けられない一発勝負の決勝トーナメント。首脳陣の巧みな投手起用と投手陣の奮起に期待だ。
(タサイリョウ)
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