衆院選での主要政党の看板政策を整理する
政治•経済
2026/02/06
与党側は“安定多数”獲得を目指し、経済政策の即効性と将来の安全保障を両立する姿勢を強調する。ただし、財源や国債発行への懸念は市場からも指摘されており、財政運営の安定性への説得力が問われる。一方、中道勢力は原発問題や辺野古問題など重要政策の不安定さを露呈しており信憑性を疑う声も多い。与野党の主要な政策を以下に整理した。
自由民主党と日本維新の会
- 食料品の消費税率を2年間ロに
2.経済安全飲保障の強化と成長投資 — 食料・エネルギー・先端技術の強靭化を通じた経済基盤の再構築
3.社会保障と労働改革の追求 — 社保料負担の軽減や労働市場の柔軟化など、現役世代の生活改善策も重視
中道改革連合(立憲民主党+公明党)
- 食品の消費税を恒久的にゼロに
- 社会保障の安定・子育て支援の拡充
- エネルギー安全保障と脱炭素の両立 — 原発政策については安全性を前提に再稼働の条件付き容認
国民民主党
- 消費税5%据え置きと所得控除拡充 — 所得税の負担緩和で実質賃金引き上げ
- 最低税負担の見直し
- 増税一時凍結 — 経済の先行き不透明感に対応する柔軟な税政策
参政党
- 消費税・インボイス制度の廃止
- 外国人政策の総合見直し — 受け入れ総量規制や不法滞在対策を強化
- 食料自給率100%・エネルギー政策の再編
日本共産党
- 消費税を5%へ減税(段階的)
- 賃上げと雇用の安定化
- 原発ゼロ・再エネ推進
以上が主要政党の代表的な政策である。今回の衆院選は、単なる政権の是非を問うだけでなく、日本社会が直面する物価高、税制改革、社会保障、エネルギー安全保障、国際環境という複合的課題への政策選択を迫る。与党は即効性のある生活支援と経済安全保障を強調する一方で、中道勢力は持続可能な社会保障と税制の恒久的改革を訴え、野党・新興勢力は既存政治への挑戦を鮮明にしている。特に消費税をめぐる論争は有権者の家計実感と財政の健全性を直結させる争点であり、単なる人気取りでは済まされない長期的な国家運営のビジョンが問われている。この選挙戦を通じて国民は生活の安定と未来への責任という二つの価値をどう両立させるか、その判断を迫られている。
(坂本雅彦)
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