2025/10/17
9月28日、アメリカンフットボールの試合に招待されたので初めて観戦した。場所は川崎駅東口からバスに乗って5分ほど、富士見公園内にある川崎スタジアム。川崎競輪の隣にあり昔はプロ野球のロッテ球団の本拠地だった球場をアメフト用に改装して利用している。川崎競輪の前には川崎競馬場がある。公園内に公共ギャンブル場が存在するところが如何にも川崎らしい。
試合は富士通フロンティアーズとオリエンタルバイオシルバースターの対戦。Xリーグはアメフトの国内リーグの最高峰、プロ選手3名、外国人選手3名と契約できるプロリーグに準じた形態をとっている。実業団チームは富士通を含めた3チーム、色々なところから集めってチームを組成するクラブチームが17チームという構成になっている。
さて、会場に入り初めに驚いたのは試合前の選手の入場である。どんだけ~と言いたくなるほど大勢の選手が入場してきた。まるでタイムボカンの戦闘シーンのよう。次から次へと50名以上、チームスタッフやチアリーダーも同じくらいの人数がいる。総勢100名くらいはいるのだろうか。うっかりすると観客より多くなるのではないか。とにかく大所帯。試合には46名登録でき1プレーには11人が参加できる。選手はオフェンスとディフェンスで分かれており攻守が変わる度に両チームの選手も入れ替わる。1プレーは短くて一瞬で終わる。そのすべてが作戦通りのセットプレーのようである。インカムをつけて資料を見ながら指示を出すコーチがF1のようでかっこいい。巨大なボードにイラストを描いてサインをだしている人もいる。MCがプレーごとに会場内の応援を煽る。大音量で流れるケニーロギンスの映画フットルースのテーマ曲がアメリカンでありつつも懐かしい。派手に応援しては数秒間のプレーに挑む、の繰り返し。もしかしたら選手よりもチアの方が大変なのでは思ってしまった。
試合は富士通がオリエンタルバイオを圧倒し36-10で破った。MVPは背番号2をつけたニクソン選手。二回もタッチダウンを決めた。外国人契約かプロ契約をしているのだろうがさすが本場のアメフト選手だと思わせるだけの活躍ぶりだった。そうはいうものの、私の印象に一番強く残ったのは応援のMCの発音の良さ。「レゴ、ロンティー!」はたぶん「レッツゴー、フロンティアーズ」を1万回以上言ったらたどり着いた神発音なのだろう。「ティーファイ、ティーファイ」は正確には何て言っているのだろうか。「フロンティアーズファイト、フロンティアーズファイト」だとしたら仙人級の発音力である。さすが“
アメリカン”フットボールだ。アメリカンさが半端なかった。(坂本雅彦)
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