2025/10/21
ソニーグループ(G)がテクノロジーとエンターテインメント、
9月29日、子会社で、保険や銀行などの金融事業を手掛けるソニーフィナンシャルグループ(FG)が東証プライム市場に再上場した。同日の終値は173円08銭で、時価総額は約1兆2425億円。グループがゲーム事業などに経営資源を集中する中、独自に資金調達できる体制を整える。
FGは親会社が一部株式を保有したまま事業を切り離し、税優遇措置も受けられる「パーシャルスピンオフ税制」の初適用となった。
一方でグループのエンタメ事業は、大ヒットの「国宝」「鬼滅の刃」とこの夏は無双状態。「こりゃディズニーを超えるかもな」と市場は、「鬼滅」を北米で大ヒットさせたソニーが、コンテンツで世界トップの座を奪うことも現実味を帯びてきたのではと煽る。
ソニーが狙うのは、コンテンツビジネスで米ウォルト・ディズニー社を超えることだろう。同社は急速に映画・ゲーム・音楽事業などのコンテンツ部門を強化し、着実に成果を上げている。
1990年代以降、ディズニーは「トイ・ストーリー」などを持つピクサーをはじめ、数多くの買収を行い、コンテンツ・ポートフォリオを拡充した。
ソニーGは、それとは異なり、自社コンテンツの創出力に磨きをかけてきた。それを可能にしたのは、日本のコンテンツ産業に相応の競争力があったからだ。日本の強みを知るソニーは、それを一段と高め「鬼滅」のヒットにつなげた。
ただ、ソニーがディズニーを超えるためには、クリエーターとの関係強化を急がなければならない。日本のアニメ産業の収益性は必ずしも高くはない。「となりのトトロ」など数々のヒットで知られるスタジオジブリは、2023年に日本テレビグループの傘下に入った。
年初来の株価の上昇率は、ディズニーが2.39%に対して、ソニーは29.29%と上回った。現在、時価総額はディズニーの約2040億ドル(約30兆3538億円)に対してソニーは約26兆1900億円まで拡大し、「ディズニー超え」も視野に入ってきた。
「こりゃディズニー超えるかもな」である。
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