熊本県信用保証協会と熊本信用金庫による債券付け替え問題に迫る 短期連載①
社会•事件
2025/04/30
熊本県信用保証協会が付け替えをした業者相手に訴訟を起こしていた
(写真 田嶋徹熊本県信用保証協会会長)
本サイトにおいて今月、熊本信用金庫と熊本県信用保証協会による実質的な債権の付け替え事案を追求した短期連載は多数のアクセスがあった。それだけ金融機関に対する関心度が高いのであろう。この関心度の高さは閲覧者が『明日は我が身』との危機感があるとも考えられる。それだけ金融機関に対する信頼度が希薄になってきたということの証左である。それはまさに深く頷けることで金融機関自身が自らわが身の信頼性を毀損するような事案が全国各地で相次いでいる。前回の連載に多くのアクセスがあったというのも同様の事案がそこここで起きているのであろう。
さて、熊本である。この事案の一方の主人公は、債券付け替えをした側、つまり、熊本信用金庫並びに熊本県信用保証協会である。そしてもう一方の主人公は、債券付け替えをされた側、熊本市中央区のCN社である。債券付け替えの詳細については今回の連載でさらに明らかにしていくが、その前に極めて重大な訴訟が起きていることを知っておかなければならない。
令和6年8月8日、求償金請求事件が熊本地裁に提起された。訴訟物の価額、つまり、この訴訟における原告の請求額は、5739万7306円である。同訴訟の原告は、熊本県信用保証協会、そして、被告はCN社と同社代表S氏となっている。 思わず原告被告が逆転しているのでは?と錯覚してしまうような事件である。しかし、決して錯覚ではない。(つづく)
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