社会•事件 故・千葉真一が遺したものをめぐって奇々怪々な話が渦巻く その1
故・千葉真一が遺したものをめぐって奇々怪々な話が渦巻く その1
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2024/11/08

希代のアクション俳優 千葉真一がコロナで斃れ、3年が経つ

 我が国が誇るアクション俳優、千葉真一がコロナで斃れてから、早、3年近くが経とうとしている。しかし、死んで尚、親族を含む関係者の間では波風が立ち続けている。もういい加減成仏させてあげて欲しい、千葉真一は草葉の陰でいつだって嘆きっぱなしなのである。

 JJクルーズなる会社が、京都市中京区三条通にある。京都のど真ん中といっても差し支えないところに登記されているこの会社は、特に何をやっている会社というわけではない。登記簿謄本の目的欄を見ても、ゴルフ会員権の販売だの飲食店の経営だのいくつか書かれているが今はそのどれも手掛けているわけではない。

 役員欄に目を通すと、こんな名前がある。前田禎穗JJ。

 これは実は千葉真一の本名である。

 実はこのJJクルーズなる会社、千葉真一の個人会社だったのである。だった、というのは千葉が死亡したからで、会社自体は今でも生きている。生きているどころか、この会社をめぐって千葉真一関係者の間で骨肉の争いが演じられているのだ。

 この会社が関係者の間でクローズアップされたのは、昨年(2022年)3月上旬である。同社の代表取締役が交替したのだ。それまで代表を務めていたのは、千葉真一ではない。京都在住のMという人である。それが、東京都在住のSという人物に替わった。役員である前田禎穂は代表が替わってもそのまま残されている。すでに本人はこの世にいないのだが。この代表の交代をめぐって係争が起こっている。今のところは落とし所が見えておらず、事態は紛糾が拡大するばかりなのだ。

 JJクルーズは、千葉真一の個人会社だったわけだが、千葉本人のマネージメントをする会社というわけではない。(ちなみに、千葉の会社であって何故、本人が代表ではないのかと誰もが疑問に思うだろう。千葉は、自己破産をしていて会社代表には就けないのだ。華やかなりし芸能界だけに誰もがカネには苦労していないと思われがちだが、実のところはこんな有り体なのだ)芸能関係者でこの会社の存在を知る人は実現は少ない。となると、一体何を目的とした個人会社だったのだろうか。

 賢明なる読者諸兄ならば、ここまで証せば、〝ははーん〟、とにやりとしていることだろう。その通り、この会社は千葉真一の個人的事情(Family Affair)を解決する会社なのである。事情とはつまり〝カネ問題〟のことである。これもご想像の通りである。もっと平たくいえば、税金対策といえばいいだろう。まあ、その辺のところはあまり深入りしても好ましくないことが露呈してしまうだけだろうからここまでとしておこう。

 とまれ、このJJクルーズという千葉真一の個人会社をめぐって目下、騒動が発生しているのである。

草葉の陰で嘆かざるを得ないような騒動

 JJクルーズは、昨日や今日できた会社ではない。実は平成4年に設立されていて30年以上の社歴がある。この会社の歴史(いささか大げさか(苦笑))を見るとなんとも興味深い。再度、ちなみにを枕詞とする能書きを垂れる。JJクルーズという社名は、知る人にはなるほどと思わせるだろうが、千葉真一が海外進出する際の芸名に拠る。千葉は、海外では、JJサニー・チバという芸名を使った。〝JJ〟というのは、そこから派生したものである。多くの人は、千葉真一がJJサニー・チバなる名前で俳優活動をしていたとは知らないものね。

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