2024/11/02
軽井沢署の事情聴取
今年5月26日、長野県警軽井沢署に一通の告訴状が提出された。
告訴状受理番号は、1100××。告訴内容は、窃盗である。
告訴人は某ボクシングジム(東京)職員A氏。被告訴人は、沼田康司。
捜査関係者の話を総合するとこうなる。
「A氏が買ったばかりの高級スニーカーをちょっと目を離した隙に沼田に盗まれたということだ」。
A氏が勤めるボクシングジムに沼田も所属しており、そのジムは軽井沢で合宿をしていた。
すべての日程を終え、帰京しようとしていたときにこの窃盗事件は起きた。
購入したばかりのスニーカーがなくなっていることに気付いたA氏は血眼になってその行方を探したところ、沼田が素知らぬ顔をしてそのスニーカーを履いていたという。
A氏は当然、沼田を詰問する。その時沼田は、「これは自分のものだ」とシラを切った。
あまりの開き直りに呆れたA氏は、自分の手には負えないと判断、やむを得ず司直の手を借りることにした。
窃盗の現場である軽井沢市の所轄署である長野県警軽井沢署に告訴状を提出したというわけだ。
これがことの経緯である。
「あれはプレゼント」
告訴からほどなくして、沼田は軽井沢署の事情聴取を受けることとなる。そこで沼田は、『あれ(スニーカーのこと)は、プレゼントされたんです。盗んだなんてめっそうもない。プレゼントです!』と憤然と言い放ったという。スニーカーの持ち主が〝盗られた〟として、刑事告訴までしているのにもかかわらず、〝プレゼント〟と言い張る厚顔に驚きを禁じ得ないが、そうなると警察も手を出せなくなる。相互の言い分が明らかに違っていて、両者ともそれを証明することができないとなると警察は手が出せないのだ。
A氏にしてみれば腹の虫が治まらない思いだろうが、そこはもうどうにもならない。これだけでもあまりに理不尽な話だが、そのあとがまたとんでもない。
警察の手から放された沼田は、事情聴取の一件を伊豆からのツイッターにアップした。
そこには、こんなことが書かれている。『(警察の事情聴取を受けたことを前振りにして)ある方の嫌がらせを受けた。皆さんも気をつけましょう!』
「嫌がらせを受けた」
A氏にしてみればさぞかしはらわたの煮えくり返る重いであろう。〝嫌がらせ〟などと言われ、挙げ句の果てに、〝皆さんも気をつけましょう〟などとあたかも沼田自身が被害者かの如く吹聴されたのである。
さて、この沼田だが、実は知る人ぞ知る人物なのである。
元日本ウエルター級チャンピオン。現在39才。まがりなりにもチャンピオンだった男なのである。それが、スニーカーを盗み、バレたら、今度はやれプレゼントされただの、嫌がらせだのと被害者ヅラを臆面もなくする。ハングリー精神や孤高を問われるボクシングというスポーツに携わっていた人間とは到底思えないような醜悪な振る舞いである。
絶えないトラブル
当時を知るボクシング関係者によると、沼田について、「現役時代も引退してからもトラブルは絶えず彼にまとわりついていた」という。そんなトラブルにしたってボクシング以外の生活面でのことが大半だったそうだ。今回の軽井沢署の件にしたってボクシングとは何の関係もない。
これは沼田の人となりを知る上で重要なキーワードとなっている。
「元チャンピオンという金看板を汚すようなことをしでかさなければいいが」。
こんな風に沼田を嘆くボクシング界の重鎮もいる。
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