2025/06/25
野球評論家の佐野慈紀氏がパ・リーグ圧勝の交流戦を分析した。
交流戦はソフトバンクが優勝したのを始め、パ・リーグ各球団がセ・リーグチームに大幅勝ち越しと上位を独占。〝実力のパ〟が強く印象つけられた。
佐野氏は「パの野球はまた進化したと感じさせられましたね」と話す。
特に大きな違いは「セ・リーグは阪神に代表されるように『1回から9回までなんとか必死に守ろう』という野球。対してパは『チャンスが来た時に畳みかけよう』という野球ですね」と一気呵成に勢いをつけられることが強みになると分析。
「ここぞという時に打者も投手も勝負にいける。ソフトや日ハム、そして象徴的なチームがオリックス。勝つときは豪快に勝つ、負けるときは散々」(佐野氏)。
実際に日本ハムでは17日の巨人戦(東京ドーム)で相手左腕、井上温大に対し、万波、伏見、水谷が1イニング3発と豪打をアピール。大きく注目を集めた。
その野球の質の違いは「チームの雰囲気に表れます。セの野球はすべての回で重箱の隅をつつく野球になっている」とどうしても窮屈になりがちだと佐野氏は指摘する。
阪神は交流戦期間中、逆転負けを多く喫するなど、救援陣が打ち込まれた。防御率は1点台をキープしたが、8勝10敗と勝ち越せずに勢いがつかなかった。今回の交流戦の結果が両リーグの野球の〝差〟となって表れた形だ。
最後は「横浜も元々はパの野球に近いし、広島もモデルチェンジしようという兆しが見える。この2チームは注目したい」と締めくくった。
TIMES
連載•小説





