2025/06/30
中曽根さんの人物評価……微妙かな
香村 最後に、後藤田さんは中曽根という人をですね、政治家としては評価してるんですけど、人物的にはどう見てたんですか?
平沢 それはちょっと分かりません(笑)。オフレコで言えば中曽根さんは政治家として能力は抜群。政治家としては尊敬していた。
香村 まあ人間的には評価してないけど、だけど才能は評価してたんでしょ。
平沢 ともかく能力は高く評価していた。中曽根さんは後藤田先生の弔問に後藤田邸をご夫婦で訪ねている。その時、中曽根さんは「日本の右ばねと左ばねが支えあって安定した飛行ができた」と仏壇に向かって話しかけていたと川人正幸氏(後藤田氏秘書)から聞いた。
香村 いわゆる風見鶏的なとこですね。
平沢 そうですか。
香村 なお、現在、平沢議員は「戦後処理の残された課題として民間の戦争被害者を救済すべく取り組んでいますが。
平沢 先の戦争では空襲などで多くの民間人が甚大な被害を受けた。しかし、国から何一つ補償措置などを受けることなく今日に至っている。そこで、立法措置による解決を図るべく私が会長を務める議員連盟では特別給付金の支給を柱とする法律案要綱の素案をまとめ、あとは法律として成立させるだけになっている。現在、関係方面に働きかけをしているところです。因みに、この空襲の関係者はご高齢であることから、この問題は時間との勝負になっており、議連としては今期の通常国会中に何とか成立させたいと考えている。既に自民党を除く各党の了解を取り付けてあるが、肝心の自民党、そして政府が決断できない。政府は他の補償への波及などを恐れてか強く反対していると思うが、他に波及する恐れがあるなら、それらについても支援策を講じれば良いだけの話である。いずれも今の日本なら簡単にできることだ。日本はこの問題で逃げ回っていたら世界に、そして歴史に大きな汚点を残すことになるだけではないか。
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