連載『俺の名前は三遊亭はらしょう』vol.63『『爆弾』発言』
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2025/11/20
映画『爆弾』を観た。それにあたって原作を読んだのだが、俺はあるページで読む手が止まってしまった。作中に『シショー』という表現が出てきたのだ。
というのも、俺は今年、『俺とシショーと落語家パワハラ裁判』という小説を出版した。なぜ、『師匠』が漢字ではないのかというと、片仮名の方が、師匠という特殊な生き物を表しやすく、キャラクター化できると思ったからだ。
まさか、『爆弾』の中に同じ表記があるとは思わなかった。このままだと何者かにSNSで「三遊亭はらしょうパクッてんじゃね?」などと書かれそうで怖い!
実はもっと驚いたことがある。それは、俺の小説の題名候補だった。ボツになった題名の中に『爆発』というのがあったのだ。いや、まんまじゃねぇか!それが決定していたら、何者かが俺の家に爆弾を仕掛ていたかもしれないぞ!
最後に、『爆弾』は映画も小説も同じくらい面白く、これは俺にとって『大長編ドラえもん』以来の奇跡であった。
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