政治•経済 なぜ、高市政権は高い支持率を維持しているのか
なぜ、高市政権は高い支持率を維持しているのか
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2025/11/15

2025年10月、日本の政治は高市早苗氏が日本史上初の女性首相に就任するという歴史的な一歩を踏み出した。初の女性首相ということで、日本国内でも若年層や女性を中心に高市政権の政策に対する強い期待の声が聞かれる。TBSが11月2日に発表した世論調査によると、高市政権の支持率は82%に達したが、これは政権発足時の支持率が50%代や60%代だった石破政権や岸田政権、安倍政権を遥かに上回る数字だ。では、何が高い支持率を支えているのか。

 まず特筆すべきは、高市首相が打ち出す経済政策への期待の高さである。特に、長引くデフレからの脱却や、現在の深刻な物価高対策、そして賃上げを伴う成長戦略として掲げる「積極財政」路線は、多くの国民にとって喫緊の課題への具体的な解答として認識されている。各種世論調査では、「政策」を支持理由の筆頭に挙げる声が多く、これは政策論争を通じてそのスタンスが明確に国民に伝わっている証左と言える。さらに、この経済政策への期待は、従来の自民党支持層とは異なる層、特に若い現役世代からの支持を強く集めている点も見逃せない。自民党が長年、支持基盤としてやや手薄になりがちだったこれらの世代に、具体的な経済的利益や未来への希望を提示することで、新たな支持の柱を築き上げているのである。

 次に、首相自身の指導力とコミュニケーション能力が、国民の信頼感を醸成している点も大きい。高市首相は、国内外の重要な局面で、毅然とした態度と明確な言葉で自身の考えを表明し、一貫したブレない姿勢を示している。これが、政治に不信感や不安を抱いていた層に、強力なリーダーシップを感じさせ、安心感を与えている。特に、外交の舞台での落ち着いた振る舞いや、SNS時代に合致した国民との距離の近さが報じられることで、「コミュ力お化け」と評されるような親近感と有能さが相まって、若年層を中心に幅広い世代のハートを掴んでいる。これは、複雑な国際情勢の中で、日本の国益を守り抜くという姿勢が国民の共感を呼んでいる結果である。

 また、高市政権の支持率が高い水準で安定している根本的な理由として、「変化への期待」がある。長期間にわたる政治の停滞感や、旧態依然とした政治手法への不満が国民の中に鬱積していた中、高市首相の登場は、停滞からの脱却と、新しい政治への期待を漂わせている。無論、自民党政権に対する根強い不満は「支持しない理由」として依然存在するものの、それ以上に、国民は現状を打破してくれるであろう「壊し屋」としての役割を期待している。この変化への渇望が、高い支持率の強力な推進力となっており、政策の実行に伴ってこの期待が現実のものとなれば、高市政権の支持基盤はさらに強固なものになるだろう。

(ジョワキン)

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