2026/03/22
イランとの闘いが続く中、米国のトランプ大統領は3月16日、ホルムズ海峡の安全確保を巡り、日本などに対して艦船の派遣を「強く促す」と語り、協力を迫った。フランスが参加するとの見通しを示しつつ、派遣に消極的な国への強い不満を表明。
トランプ大統領は日本と中国、韓国に対し、「我々よりもはるかに経済的にホルムズ海峡に依存している」と指摘し、「支援してほしい。喜んで協力すべきだ」とも述べ、積極的な対応を求めた。
こうしたトランプ大統領に対し、イタリアのジョルジャ・メローニ首相は「協力できない」と拒否。「親トランプ」人物と分類されてきたメローニ首相だが、米国のイラン攻撃について「国際法違反だ」と強く批判している。
しかしイスラエルにとっては国際法よりユダヤ教の神のほうが重要である。それは聖書の預言書で第三神殿の再建について書かれている。ユダヤ教では、第三神殿は物理的な神殿であり、メシアの到来と共に再建されると信じられている。現在、神殿の丘には岩のドームなどイスラム教の重要な聖地があり、再建計画は宗教間摩擦となっている。
現在、神殿の丘の下に古代の遺跡が埋まっている可能性から、調査や発掘作業が行われることがあり、「岩のドーム」と呼ばれるモスクの基礎を不安定にし、破壊を目的としたものとして反発を招いている。
ユダヤ教の神を信仰するユダヤ人はエゼキエル書の預言を成就するため、エルサレムに神殿を再建することを誓っている。それがガザ地区を攻撃している理由だ。ハマスを支援するイスラム教とユダヤ教の対立であるが故に簡単に終了できないのではないのか。その宗教的対立が理解できないにも関わらず、トランプ大統領の要請に応えるならば、ユダヤ教に協力することと同義である。国際法違反を持ち出したイタリアのメローニ首相は賢い発言だった。高市首相にも見習っていただきたものである。(早見慶子)
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