政治•経済 移民、難民に食われる欧州の雄ドイツの姿は明日の日本か
移民、難民に食われる欧州の雄ドイツの姿は明日の日本か
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2025/12/16

在留外国人が多い自治体ベスト5は、東京、大阪、愛知、神奈川、埼玉だが、伸び率については、これら大都市圏よりも地方の高くなっている。特にこの10年で2倍を超える増加率を示したのが、熊本をトップに北海道、鹿児島、沖縄と九州勢が続く。

理由は単純で、大都市圏よりも地方の方が人手不足は深刻であることから外国人を急速に増やす以外に自治体として生き残る術はないからだ。

2025年6月末における在留外国人数は、①東京都775.340人(+36.394人)、② 大阪府360.390人 (+26.826人)、③愛知県345.900人(+14.167人)、④ 神奈川県306.363人(+13.913人)、⑤ 埼玉県277.209人 (+14.827人)となっている。

一方、欧州に目を転じると、ドイツのほぼすべての都市が破産の危機に直面している。25年のドイツ全都市の財政赤字は300億ユーロ(5兆1000億円)で、前期240億ユーロから急増した。

原因は移民とウクライナ難民対策費用だ。ちなみに今場所優勝し、大関に昇進するウクライナ出身力士「安青錦」の両親もドイツ在住だ。

こうした人々の住居と社会補償など福祉への支出が増え、住宅、福祉給付に年間少なくとも500億ユーロ(8兆5000億円)もの費用がかかり、国にとって莫大な財政負担となって、ドイツ国民は年金危機にさらされている。

隠れコスト増もある。医療費や留学生の教育費、そして多発する外国人犯罪者などを刑務所に収容する費用などだ。

ノートライン=ヴェストファレン州は、かつては広大な炭鉱地域として栄えたドイツ産業の心臓部だった。州都デュッセルドルフに続く人口約60万人のエッセン市には、70年代にレバノンの内乱を逃れてきたレバノン系クルドの移民が7300人も住んでおり、今ではその一部が、プロフェッショナルな犯罪グループのメンバーとして暗躍している。

そのエッセン市の歳入は170万ユーロ増加したが、1億2300万ユーロの赤字を抱えている。同市には約2万2700人余の小学生が在籍しているが、そのうち約5565人が「非ドイツ人」と分類され、市内の小学生の約25%を占める。

ドイツの福祉受給者全体の約63%が外国人または外国にルーツを持つ人々だ。ドイツの姿は日本のそれではないと誰が言い切れるのか。(梛野順三)

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