【紀州のドン・ファン事件】積み重なる疑念と無罪判決という現実
2026/04/08
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10月12日に川崎市長選挙が告示され過去最高の6人が立候補の届け出を済ませた。2週間 の選挙戦の幕が切って落とされた。立候補しているのは4期目を目指す現職の福田紀彦氏 、共産党推薦の野末明美氏、元市議の山田瑛理氏、会社員の國谷涼太氏、清掃員の関口実 氏、そして前参議院議員の浜田聡氏が設立した事務事業評価で税金の使い道を正す党の公 認候補である宮部龍彦氏の6名。立候補者は多いものの大きな争点はない。現職の福田氏 と市議選トップ当選の山田氏の一騎打ちとなる予想されるが両者の政策に突出した柱は見 当たらない。川崎市は外国人住民が急増している。川崎区は15年で2.2倍となり全体の 8.7%を占めるに至っている。福田氏は積極的に外国人との共生社会の構築を進めてきた。 所謂ヘイトスピーチ禁止条例を全国に先立って成立させたのも川崎市である。福田氏も一 見、移民促進には否定的な意見を持っているように伺えるが実はそうではない。日本人と 外国人が対立しない環境づくりを進めることが重要としている。つまり、外国人との共生 社会の構築に向けた設計を進めるということ。総じて福田氏と山田氏の主張に隔たりはな い。 立候補者の中で一人だけ対極する公約を掲げているのが事務事業評価で税金の使い道を 正す党の宮部龍彦氏である。宮部氏はヘイトスピーチ禁止条例の廃止を目指すと言う。外 国人差別を肯定するのではない。暴力的な言動や対立を扇動したり、表現の自由を妨げた りすることは明確に否定し支持していない。「不当な差別」の定義が曖昧であること、規 制が自由な議論を様食べていることをその理由にあげている。併せて、福田氏が進める外 国人参政権の導入を多文化共生社会推進指針から外すことを明言している。多文化共生を 否定するのではなく、そのような記述がかえって排外的な動きを誘発することを懸念して のことである。 現職の福田氏と対抗馬と目される山田氏に対して政策的に対峙しているからと言って宮 部氏が両者にとって脅威となるとは考え難い。浜田聡氏がバックアップしているとはいえ 宮部氏の行政経験や政治経験には物足りない感も否めない。ところが地元神奈川新聞が宮 部氏に対してとった措置が波紋を呼んでいる。 上記は神奈川新聞が告示日に掲載した断り文句である。神奈川新聞が候補者を選別してい ることが明らかである。日本新聞協会の綱領には新聞が報道や論評の自由を有するとしな がらも記事は正確で公正でなければならず記者個人の立場や信条に左右されてはならない とある。果たして神奈川新聞が市長選候補者の宮部氏の政策だけを排除して報じることは 公正な記事と言えるのだろうか。神奈川新聞が公選に関わる情報を選別し、特定の候補者 の情報だけを閉ざす行為は国民の知る権利を妨げる行為ではないのだろうか。少なくとも 公共的な使命を神奈川新聞が果たしているとは言えまい。この世の中の何が正義なのかを 神奈川新聞が独善的に決める行為は新聞の使命と倫理を自己否定する行為に他ならない。 最後に浜田聡氏が宮部氏を応援する理由を示しておく。部落ビジネス(えせ同和問題) に切り込んできた実績があること、外国人参政権に反対する候補者であること、公金の浪 費を廃し減税に取り組むことを明らかにしていることなどを評価している。 (坂本雅彦)
2025.10.22
まだクランクアップに至っちゃいないが、どうしても観たい映画がある。 主にホラー映画を手掛けてきた泊誠也監督の『冤罪のつくりかた』がそれである。タイトルからもわかるがこれはホラー映画ではない。シリアスでスリリングな骨太の社会派映画なのである。 泊をインタビューすると切迫感に満ちたフレーズが頻繁に飛び出てきた。 〝こりゃあ、進むも地獄、退くも地獄だわな〟、〝正義ってどこにあるねん〟、〝人の心って一夜にして180度簡単に変わるんやな〟、〝それでも僕は撮り切らなあかんのや〟、〝誰もが陥る危険性があることを知ってほしい。僕だってこの映画を創る段になって初めて知りました。このことを広く知ってもらうためにこの映画を撮っていますんや〟…… 一見ひょうひょうとしたイメージだが、泊の奥底に潜むFighterとしての一面を見た。こういう勇気ある映画監督がいるんだ、まだまだ捨てたもんじゃないな、我が国の映画業界も。 この映画の根底に流れているのは〝反権力〟である。ただし、『蟹工船』(1953(昭和28年)年現代ぷろだくしょん製作 山村聰監督・主演)のような(あまりに古くてかたじけない(涙))プロレタリア映画ではない。モチーフとなっている〝事件〟についてはむしろ恬淡と描かれている。ところが、主題の冤罪については被害者側からではなく、でっちあげる側のことを入念に粘着力ある演出で描き出している。これがこの映画の醍醐味なのである。 ほら、こうまで書かれると筆者だけでなくあなたも観たくなったでしょう?泊監督、早く完成させて、公開してくれ。(つづく。敬称略) 廣田玉紀(フリーランスジャーナリスト)
2025.10.21
2025.10.21
2025.10.21
2025.10.21
歌麿の代表作と言われている傑作『歌撰恋之部』は、『当時三美人』と同じ1793(寛政5)年にリリースされている。年齢も・身分・境遇も異なる5人の市井の女性たちが恋にふける姿を、1人1人リアルに描いた作品である。 この中の『深ク忍恋』はキセル片手にお歯黒、つまり既婚の女性が不倫を想像させる恋心を抱く様を、『物思恋』はやはり眉のない既婚女性(ないし後家)が頬杖をつきながら物思いにふける姿を、『夜毎ニ逢恋』は恋人から来た手紙を開きながらときめく若い女性を、『稀ニ逢恋』はうつむきがちに滅多に会えぬ相手を想う女性、『あらはるる恋』はうつむいたまま、胸元がはだけているのにも気づかず思い詰めたような女性を……と、いずれも女性の内面に深く入り込んだ表現が目を引く。 2015(平成27)年にフランスで行われたオークションでは、このうち『深ク忍恋』が74万5800ユーロで落札された。円換算すると当時の相場で8800万円超。これは2023(令和5)年3月にニューヨークで葛飾北斎『神奈川沖浪裏』が約280万ドルで落札されるまで、浮世絵の落札額としては最高だったという。 黄表紙、狂歌に代わって、歌麿の錦絵という新たなドル箱を創り出した蔦重、第2の全盛期と言っていいだろう。しかし、一方で幕府は一度目を付けた相手の監視を怠ってはいなかった。(つづく)
2025.10.20
今オフ、ポスティングによるメジャー挑戦がささやかれているヤクルト・村上宗隆、巨人・岡本和真、西武・今井達也に熱視線が向けられている。 メジャー通で知られる佐野氏は「いまのメジャーの投手の傾向として、確かにスピードは上がっているが、細かなコントロールやベース上での球の強さというのはじゃっかん、落ちている。いまの村上、岡本の技術な十分通用すると思います」と語る。 2打者にとって大事なのは「どこの球団に入るかというのは大事だと思いますね。大きく変わってくると思います」とレギュラークラスが手薄なチームが狙い目だという。 西武・今井は「タイプとしては全盛期のマー君(田中将大)でしょうね。内容で勝負できる投手。安定感があるタイプでゲームをしっかり作ってくれる感じでしょうね。オリオールズの菅野投手にも近いですかね」 3選手の動向から目が離せない。 (タサイリョウ)
2025.10.20
ダウンタウンのバスケコートで指鳴らし流れるようにダンス始まる アメリカの不良どもってかっこいい ピンと伸ばした手足が踊る Yの字に伸ばした手足が縦横に空に向かってのぼっていった 哀しみと怒りを秘めたその視線 ジヨージ・チャキリスに射すくめられた 何人もの同級生を連れてった 場末の劇場は俺のウエストサイド えっ「クール」ってバーンスタインの曲なのかアメリカ映画の深さにゃ負ける 何回か見た映画の最初がこれだった。五反田名画座の小さなスクリーンだったが歌と踊りの躍動に驚かされた。同級生を何人も「面白くなかったら映画代は俺が持つ」といって誘い出した。みながみな、「俺の方からレーニン(私のあだな)に金払うよ」と言ってくれた。 高校の時だったか、ブロードウェイから本物のウエストサイドストーリーがやってきた。日生劇場で、一番安い席が3000円。母親を拝み倒して本物のミュージカルを見た! 圧倒された。結局、その後のリメークも、日本人の者も含めて、10本のウエストサイドを堪能した。
2025.10.20
半額につられて、マグロの柵を買った。 だが、あれから二日、消費期限は過ぎている。焦る。一刻も早く食べれば解決するのだが、どうもその気が起こらない。そうなるように「消費期限切れマグロ柵の調理法」を調べればよいが、俺は48時間もマグロに悩んでいることに疲れてしまった。おい、なんなんだ俺の人生は!これほどまでマグロにふりまわされて生きていたら心が腐ってしまう。先に腐るのは、マグロか心か。 とっとと食え俺!ああ、この時間が、もう腐っている。 そういえば近所に野良猫がいて俺はよくエサをあげている。そうか、猫にプレゼントすればよいのだ。解決した俺はマグロをぶつ切りにして外へ出た。 いたいた!ニャアニャアと猫がやって来た。マグロをあげたが、新鮮ではなかったのか、一口も食わずにどこかへ行ってしまった。最近の猫は贅沢になったものだ。 結局、俺は家に帰って、ようやくマグロを食べた。半額につられて二日間いらぬ苦労をした。
2025.10.19
2025.10.18








