浜田聡氏の鋭いツッコミに座布団1枚
2026/01/28
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「写楽プロジェクト」で勝負する一方、往来物や武者絵などの手堅いビジネスで上方や地方への販路拡大を図っていた蔦重だが、写楽プロジェクトから3年経った1796(寛政8)年秋、重篤な病にかかった。脚気だったと言われている。 5年前に受けた身上半減のペナルティは、完全に克服するのは酷だったと見えて、数年間は発行物の点数が半減。十種類以上の絵本の版権を上方の版元に売却した。いっしょに罰を受けた山東京伝が、読者の判官びいきも手伝って孤軍奮闘していたが、かつての隆盛を取り戻すまでには至らなかったようだ。 蔦重の病状は日増しに悪くなっていった。翌1797(寛政9)年5月6日。危篤状態に陥った蔦重は「きょうの昼、正午にオレは死ぬ」と言って、死後のこまごまとした諸手配を命じ、妻のていと別れの言葉を交わした。 が、正午になっても‶その時″はなかなか訪れず、「人生最後の拍子木、まだ鳴らないな」と苦笑したという。幕切れを示すその音は、しかしその日の夕方に鳴った。大河ドラマ『べらぼう』のサブタイトルに示された「栄華乃夢噺」は48年で終わった。 今から見れば早逝と言っていい年齢である。が、江戸のプロデューサー・蔦重は山東京伝、喜多川歌麿に続く逸材をすでに発掘していた。(つづく) (西川修一)
2025.12.17
『バックトゥザフューチャー4D』を観た。俺は子供の頃からテレビ、ビデオ、リバイバルなどで何度も観ているのだが、この映画と4Dの相性は、海の家でラーメンを食うシチュエーションに匹敵するくらいバッチリだった。 タイムスリップの場面では、座席が揺れ、風が吹き、ストロボとスモークがたかれ、火柱がたった瞬間、座席後方から生暖かい風が首元にふわっとかかって来た。あまりにも温度がリアルで、俺は後ろの席のおっさんの息がかかったのかと思ってしまった。『うしろのおっさんの息4D』誰が観に行くんだ! ただ、必要ない場面まで振動するのには困った。特に、ペットフードが皿に落ちた時に揺れたのはなんだったのか。所々、意味なく揺れるのは改善してほしいものであるが、ともかく俺は4Dの技術に、身体も主人公に近いくらい疲労した気分になった。 最後はエンドロールに『主演・三遊亭はらしょう』とクレジットされた気がしたほどの没入感であった。
2025.12.17
阪神が待望の〝打てるショート〟獲得を実現か。 米メジャーリーグ・パイレーツのカム・デバニー内野手との契約を16日に発表した。 デバニーは右の強打者で今季、パイレーツでメジャーデビュー。結果は振るわなかったが、打撃のポテンシャルは認められていて、守備も遊撃、三塁をメーンに外野もこなす力を持つ。チームはまず遊撃での起用を検討している。 佐野氏は「最低でも100試合は出てほしいというところはありますね。あとは天然芝と違って、土のグラウンドなので、どれだけのハンドリングができるかどうか。そこは注視しないといけないですね」と分析。 今年、阪神は小幡、木浪、熊谷などが遊撃で起用されたが、打撃力に課題が残った。 「チームをアップグレードするためには打撃を期待されているので、そこは見てみたいですね。打率は・270は打ってほしい」 藤川阪神は激しいポジション争いでセ・リーグ連覇を狙う。 (タサイリョウ)
2025.12.17
中国外務省が日本への渡航を自粛するよう注意喚起してから1か月になるが、青森沖で発生した地震を理由に12月11日、再び当面の渡航自粛を呼び掛けている。中国国営放送によると「日本の本州東部付近の海域で連続して地震が発生しており、地震により多数の負傷者がでているほか、日本各地で津波が観測されており、日本の関係当局はより大きな地震が発生する可能性があると発表している」としている。 今回の中国の渡航自粛の呼びかけは地震の危惧は表面上だけのことであり、実際には高市首相の台湾有事に関する答弁を受けての抗議の一種であることは間違いない。中国政府は訪日中国人観光客によって日本の経済に与える影響を過大に評価しすぎているのではないか。経済界から中国人観光客が減少することによって窮状を訴える声はあまり耳にしない。 実際には最も困っているのは中国人エージェントなのではないか。日本に居座る中国系エージェントはバス、免税店、ホテル、飲食店など中国系企業が連携して客の囲い込みを行っている。そもそも中国人観光客の金は日本に落ちることはほとんどない状態にある。結局、実際に打撃を受けるのはむしろ中国系の企業と言ってよい。ブーメランというか、身から出た錆というか、因果応報というか、自業自得なのである。 中国人観光客はモラルやマナーが悪く他国の文化への敬意に欠けると度々指摘されてきた。中国人観光客が減少したらこれまでオーバーツーリズムによって敬遠していた日本人観光客が増えるのではないかと期待する観光関係者も多い。国内需要を喚起することで観光産業の健全化を試みるべき時期にあるのかもしれない。 中国政府は高市首相の台湾有事に関する答弁に対抗して、観光だけでなく日本産水産物の輸入手続きを停止している。表向きは東京電力福島第1原発の処理水に関する監視を理由にあげている。日本産牛肉の輸出再開に向けた政府間協議も中国側の意向で中止になっている。中国政府は他国に言う事を聞かせるために理不尽な圧力を加える行為を平気で行ってきた。以前にも日本製のホタテを中国が禁輸して北海道の漁協が損失を被ったことがあった。中国依存のリスクを承知した日本企業は近年、中国依存の解消に取り組んでおり貿易先を分散させてきた。今では日本から中国への輸出は全体の3%強に過ぎなくなっている。要するに中国政府による恫喝的な経済制裁の効果はほとんどなくなっているのだ。むしろ、日本に対する制裁の被害は中国の事業者の方が大きいであろう。チャイナリスクは今や死語。リスクを負っているのは中国側なのだから傑作である。 (坂本雅彦)
2025.12.17
2025.12.16
2025.12.16
2025.12.16
加藤保典「夢幻泡影」より アレクサに竹内まりや流してと口笛吹きて野菜を刻む 花器の名は「川の流れのように」です膨らみはじめたヤマザクラ挿す 水汲みに行くための靴学校に行くための靴あったらいいなぁ 我が短歌の畏友加藤保典氏が一風変わった歌集を出した。「一風変わった」の意味はこうだ。この人、美術方面の造詣が深く、絵も描けばそれをPCに取り込んで動画にもする、作陶もよくする、仏像への傾倒は中学生の時から。そういう氏の多彩な才能を、全て詰め込んだのがこの歌集「夢幻泡影」だ。「むげんほうよう」のタイトルは仏教に由来する。 表紙の惹句を見てほしい。「短歌を絵と動画で愉しむ ライブ感覚歌絵集」とあり、エンタメ短歌 日本初 とも書かれている。具体的に言えば、本文中に載っている絵や写真にはQRコードが付されていて、そこにアクセスすると、イラストや写真(短歌で詠んでいる歌舞伎町やボンネットバス、大仏etc.etc.)が動き出す。(短歌・挿画)+動画の視聴ができるという本(?)というのは、寡聞にして知らないが、日本初というのは過言ではないと思う。 好奇心の湧いた方は下記にアクセスを。(この項、続く) http://www.instagram.com/yasunori_kato1007
2025.12.15
高市政権になって〝防衛〟は最重要キーワードとなった。補正予算では防衛費増強だけが主眼となっている。そんな状況の中、猿ヶ森では防衛省による土地買い占めの動きが人知れず進行している。このことは文字通り水面下でひっそりと進行している。何のために。その答えは本連載第4回の中で出ている。地元地権者の一人、蟹ヶ谷久一の証言である。 ここ猿ヶ森に曰く、『すっげえ拠点を造る』のである。この渺茫とした砂丘に〝拠点〟を造る。前の対戦中日本軍(海軍)は鎮守府なる根拠地をこしらえ連合軍に対峙した。横須賀や呉、佐世保、舞鶴である。蟹ヶ谷のいう『すっげえ拠点』なる表現はまさにかつてあった鎮守府を連想させる。それも直ちに、だ。ここ猿ヶ森は鎮守府になるのか。そうとでも解釈しない限り、今、猿ヶ森の土地を求めて防衛省が地元地権者のもとを訪れている行動の意図が理解できないのだ。何の意味もなく、余っているとしても大事な予算を費消するその意図は見いだせない。 この事態だけでも慄然とせざるを得ないのにさらなる異常な動きが出てきた。猿ヶ森の古い地権者である宮崎作蔵(81仮名 漁業)がいう。 「わしんとこも(わたしのところにも)わしの持っとる地べた(土地)を買いに来たもんがおるんだ。防衛省?ちがうだ。防衛省のもんとは違うんじゃ。買いに来たもんは日本人ではないだべ。どこのもんかて(どこに人ですかだって)?それがの中国だべさ(※宮崎はその中国人の名前をハッキリ筆者に明かした)。ちゃんとした通訳の人と一緒にやって来ただべ。中国からやってきて猿ヶ森の土地を買うんじゃと。おら、ぶったまげた。なんてことじゃ、はじめは冗談かとおもったが、そりゃ熱心に(土地を)買いたい、買いたいというんだ。今の土地代(地価)の倍、いやあ最後は三倍だすて言ってきた。おら、怖くなって帰ってもらっただ。最後はわしが追い出しただよ」。 宮崎の話はまさしく瞠目に値する。防衛省が買い占めに入っていると見られる土地をまるで防衛省を追いかけるようにして中国人が買おうとしている。 この事態の意味はどういうことか。よもや防衛省の秘密裏の買い占めを中国人が支援しようとしているわけではあるまい。 ここ一世紀は何事もなく静かだった猿ヶ森だが、この一年そこそこで大きな動きが勃発してきた。その動きの先には暗い予感しか見いだせない。ただ猿ヶ森の砂丘を噛む太平洋の波は今日も穏やかに見える。(連載終 敬称略)フリーランスライター 廣田玉紀
巨人・田中将大が来季20年目のシーズンを迎える。今季は日米通算200勝達成、3勝4敗、防御率は5.00だった。 佐野氏は「今季はうまくゲームを作ることができた。その部分はさすがだなと思いましたね。一方で全盛期のパフォーマンスと比べると、調子の悪い時は打たれてしまう」と総括した。 その上で「来季はローテーションの5番手、6番手というところでしっかりゲームを作ってくれればチームにとってはプラスになる」と来季に期待する。 そのための課題を「もっと大胆に投げてもいい」と佐野氏は指摘。 「ストライクゾーンを広く使い粘り強く投げるのが特徴ですが、もう少し大胆にアグレッシブに投げてもいいと僕は感じます。3球勝負でいくとか、インサイドを攻め続けるとか、初球から5球連続スプリットで攻めてみるとか。あとは間合いをずらすような投球ですね」 元来の粘り強さを〝見せ球〟にした大胆投球で勝ち星を重ねられるか。 (タサイリョウ)
2025.12.14








