浜田聡氏の鋭いツッコミに座布団1枚
2026/01/28
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2025.12.23
2025.12.23
2025.12.23
蔦重の死後、歌麿は肉筆三部作『深川の雪』のような傑作も残す半面、上り坂にあった十返舎一九のヒット作『青楼絵抄年中行事』の挿絵を担当、取り分を巡って一九との間にトラブルも起こしている。 その年の3月、奉行所から突然の出頭命令を受けた歌麿は、そのまま獄中に3日間繋がれてきつい取り調べを受け、手鎖50日間の刑を受けた。太閤秀吉の200回忌に合わせた『太閤五妻洛東遊観之図』の図中で美女を侍らせて遊ぶ秀吉が、贅沢三昧の11代将軍・家斉を風刺したとみなされたとも言われる。 これは歌麿の心身に大きな打撃となった。2年後に死去し、妻(母親説あり)のおりよと同じ専光寺(当時浅草)に葬られた。 家斉とその父・治済のその後にも触れておく。家斉の後見であり御三卿の当主として権力を維持した治済は、家斉が儲けた26男27女の孫たちを御三家や他の御三卿らに養子として送り込みながら、1827(文政10)年に死ぬまで贅沢三昧の暮らしを続けた。 その子・家斉は、実は馬術と鷹狩が得意、日本史絡みの本を乱読する読書好き、三国志マニアと多才な人物だった。が、父譲りの贅沢三昧で幕府の財政を傾かせ、その命脈を縮めている。もっともその治世下で曲亭馬琴、十返舎一九、葛飾北斎らが活躍する化政文化を花開かせた。 退位後は大御所を名乗った家斉は、幼くして父・治済に暗殺されたと思しき徳川家基の供養を終生続けていたという。長く自分を束縛した治済との確執もうかがい知れるエピソードである。(おわり) (西川修一)
2025.12.22
2025.12.22
2025.12.22
先日、ある人の記事を読んだ。その方は昔、芸人で、実家は金持ちというギャグなどでお笑いの大会でも優勝し早くからテレビに出ていた。 そのコメント欄に「デビューしてすぐテレビに出られたのはバックがついているから」と書かれてあった。金持ちには力があるというイメージなのだろうか、とりあえず使うには実に便利な言葉である。 状況は違うが、俺自身もバック疑惑を書かれたことがある。落語家パワハラ裁判の時に同業者のコメントが少なかった為、落語協会員ではなくフリーの立場の俺は素直な意見をブログに書いた。途端、 「なぜ、三遊亭はらしょうという人だけ自由に意見を言えるんだ。バックがついている」とコメントされた。 おいおい、よく考えてみろ、逆にバックがないから自由に書けるんだろ! ちなみに、もっと凄かったのは、先輩から 「お前は、この裁判のフィクサーなのか?」 と聞かれたことだ。 それってもう、俺がバックの人になっているじゃないか!
2025.12.21
2001年にニューヨークで起きた9.11同時多発テロ以降、公園や道路、駅など公共の場に設置されていたゴミ箱の多くが姿を消した。少なからず残っていたのは飲料用の自販機に付属したゴミ箱くらい。テロが起きたニューヨークよりも東京の方が、ゴミ箱が少ないという状況となっている。インバウンドが急激に増加しゴミのポイ捨て問題が深刻化するのは自明の理である。 東京都渋谷区議会は「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」を成立させた。本条例でコンビニエンスストアやテークアウト可の飲食店、自販機の設置者などにゴミ箱の設置や適正管理を義務づける。怠った場合は5万円以下の過料を科し、ポイ捨てした人へも新たに過料2万円以下の罰則(実際の運用は2000円の罰金を徴収)を定められている。2026年4月1日から施行される。取締りや周知にはこれまで路上喫煙やたばこのポイ捨てを指導してきた分煙対策指導員を増員してゴミのポイ捨てへの指導や過料徴収を行う。 本条例の施行に併せて渋谷区が行政として設置するゴミ箱を増やすことは予定されていない。あくまでも事業者に設置を促すことになる。多くのゴミはコンビニやカフェでの購入物であるがほとんどのコンビニのゴミ箱が店内にあることから本条例が飛躍的な改善に繋がるかどうかは疑問である。 2025年4月に大分県の由布院で同様の条例が施行されたが、事業者への義務付けと罰則規定は同じだが、行政も新たな喫煙所やゴミ箱を設置して環境美化に予算を投じている。併せて「おたがい箱」というものも設置し、自分の店で出たゴミだけでなく来街者が出したゴミの回収できる方策を取り入れた。おたがい箱の設置にかかる費用は行政によって予算されており全面的に支援している。 政府はインバウンドを増やすことにばかりに力を入れるのではなく、受け入れる為の設備投資にも目を向けなければならない。インバウンド対策を民間に強いるばかりでは、観光立国は成立しない。官民のバランスが大切であろう。(坂本雅彦)
2025.12.21
タイガースの正捕手はどうなるのか。 筆頭に上がるのが2025シーズン、チームを支えた坂本誠志郎、そして日本ハムから移籍した伏見寅威、巻き返しに必死とならなければいけない梅野隆太郎ということになる。 佐野氏は「基本は坂本だと思います。正直なところ、スタメンで出すには伏見は実績が足りないし、パ・リーグしか経験したことないですからね。そこはちょっと難しいじゃないかな」と切り出す。 ただ、阪神は25シーズンの交流戦で7連敗を喫し、チーム状況がどん底になった苦い経験がある。「そこでの伏見のスタメンというのは考えられますね。坂本、梅野にしても配球は似たような感じなので」と〝対パ〟を考えた時には伏見の先発出場も考えられそうだ。 また、レギュラーシーズンでも伏見スタメンのケースが考えられるとのこと。 「25年シーズン、頑張った村上頌樹ですよね。まだ2年連続で活躍したことがないですし、坂本の配球が読まれたりするケースなどでると、まったく組んでなかった伏見とのコンビというのもいいかもしれません」 藤川監督の構想やいかに。 (タサイリョウ)
2025.12.21
青森県下北郡東通村猿ヶ森といういわば辺境の地で起きている防衛最前線のレポートは前回でひとまず区切りをつけた。ところが、それで〝はい、ご苦労さん〟というわけにはいかなくなった。というのもさらに深刻というか憂慮すべき事態が猿ヶ森で起きているのだ。 猿ヶ森一帯の土地を防衛省が買い進めている、それはつまりここ猿ヶ森を我が国の防衛上の重要拠点、すなわち根拠地にするということである。これは想像でも勝手きわまる推察などではない。元来猿ヶ森は立入禁止の防衛省独占地帯なのである。その地域を防衛省は拡大している。高市政権による防衛費の増大で猿ヶ森の重要根拠地というポジションが濃厚な現実味を帯びてきた。このプランについては米国トランプ政権との折衝の結果という面もあろう。また、ひたすら緊張感を増大しつつある対中国関係を睨みながらという面もあろう。現実問題、猿ヶ森は防衛省による買い占めが進行しているのである。この状況はあくまで我が国側の事情である。 ところが、である。その同じ猿ヶ森の土地をまったく別の勢力が防衛省と同じように買い占めにかかっているという事態になっているということがわかった。まるで防衛省の後を追うように、いや、防衛省を凌駕しようとするような勢いである勢力が買い占めにかかってきているのである。 それは中国人であり、中国のしかるべき組織を名乗っているのだ。 「わしのところにも来たべさ。最初防衛省の人達がやってきて、そんなに時間を空けずに今度は中国人が通訳連れてやってきただ。そうさ、わしの代々持っている土地を買うって言うんだべさ。そっくりそのまま同じところ(土地)だ。先祖代々100年以上この土地もっているのに一度だって買いたいっていう人はいなかったんだ。ところが今年に入ってしばらくしたら突然、(土地を)買いたい、ぜひとも譲ってくれ言ってきただ。わしだって正直カネは欲しいんじゃ、欲しいがそうそう簡単に先祖代々守って来たこの土地を防衛省だ、ましてや中国人だ、に売ってしまっていいもんかわからん、売ってしまってカネが入った途端、祟りなんてことになっても身もふたもないだよ。だからどうしようか考え込んでいるだ」。 ここ猿ヶ森の大地主の一人、刑部伍市(88 仮名)は顔をゆがめて言う。ただでさえし紙に刻まれたようなしわが顔中張り巡らされているところにこのような降ってわいたような悩みがやって来た。しわの数も倍加しそうなのである。それよりなにより驚くべきは刑部が言うには中国勢力は刑部と同じような大地主のもとにも訪れている、ということだ。なかには「売ってしまったもんだっているだべ。言わんだけでな、その気持ちだってわからんでもないだ」(刑部)、というのだ。 それにしても防衛省が秘密裏に進めている土地買収を、こともあろうに中国側が同じように進めていこうとしているのは面妖な話である。それも防衛上の重要基点になるはずの土地なのである。ただ刑部の言うように、誰も刑部にその土地は絶対に売るな!とはいえまい。 猿ヶ森で今起きている事態は実に恐ろしい想定を孕む。絶えず目を離さずレポートしていく。(敬称略)フリーランスライター 廣田玉紀
2025.12.21







