社会•事件
2025.09.16
2025.09.16
2025.09.11
大阪・関西万博も残すところあと一か月余りとなった。開幕当初はメタンガスのガス漏 れや虫の大量発生、退出ルートの大混雑、空飛ぶタクシーの開幕日破損などマスコミから 大いに叩かれていたのだが今では悪評はとんと耳にしなくなった。あれだけ税金の無駄遣 いだと騒いでいたのだが蓋を開ければ黒字見込み、大赤字になる心配は杞憂に終わるのは 間違いない。万博開催予定の1年前になって急に盛り上がった万博中止論。オリンピック と違い万博は国の行事、協会の総裁は皇室。軽々に直前での中止をマスコミや識者は扇動 するべきではない。 さて、私が万博を訪れるのは今回で6回目。2か月前の予約の抽選で前評判の高いイタ リア館に当選していたので楽しみにしていた。イタリア館は人気のパビリオンで予約がな いと2時間から3時間は列に並ばないと入場できないそうだ。夏の炎天下でそれはあまり に厳しすぎる条件だ。予約の抽選に当選した有難みも大きい。 イタリア館が人気なのは現地に行かないとみることができないはずの貴重な作品を見る ことができるから。例えば古代ローマの彫刻「ファルネーゼのアトラス」、通された大き な部屋の真ん中に事も無げに鎮座、一見、レプリカかなと思うほど状態が良い?白い?地 球儀を背負って肩からマントを賭けているのに服は着ていない。古代ローマにはストリー トキングが溢れていたのか。続いて向かった真っ暗な小部屋にはカラヴァッジョの「キリ ストの埋葬」が展示されていた。バチカン美術館からやってきたらしい。小部屋を出ると 意味不明なくねくねゾーン、イタリア人だけでなく日本人やオランダ人の芸術家のノート やメモがひたすら展示されていた。その先に一際注目を集めている展示があった。誘導員 が「写真は一枚限り」と言って渋滞を整備している。私も一応、その作品をのぞき込んで みたのだが何でもないモノクロの設計図のようなもの。子供が書いたからくり人形の仕様 かなと思って写真も撮らずに通り過ぎてしまった。やっちまった、、、あとから知ったの だがそれがイタリア館の目玉作品レオナルドダヴィンチの直筆スケッチだった。なんてこ った、目玉作品をまともに見なかったかとは、照り焼きチキンバーガーの照り焼きチキン 抜き、チャーシュー麵のチャーシュー抜き、ハイボールのウイスキー抜き、を食したよう なものだ。イタリア館のダヴィンチ抜きになっちまった私は落ち込むことなくジェラード の列に並んでいた。そう、私にとって、レオナルド熊<レオナルドダヴィンチ<イタリア ンジェラード、なのである。 イタリア館に9月から追加の展示作品としてルネサンス期の人気画家ペルジーノの「正 義の旗」の公開が始まっている。イタリア国外での初公開なのだとか。できればジェラー トの新作もお願いしたいところなのだが。(坂本 雅彦)
2025.09.10
世田谷区野沢の路上で起きた韓国人女性の殺害事件を報道するマスコミの報道は、判で押したように警察が被害女性を守るために、必要な対応をしたという論調に終始した。 報道では、逮捕されたパク容疑者は、8月23日に韓国から来日。被害女性宅に滞在するが、29日に女性が都内の交番を訪れ、「パク容疑者に別れ話をしたら暴力を振るわれた」と相談。警視庁は女性を知人宅へ避難させ、パク容疑者に女性に近づかないよう指導して上申書を書かせた。パク容疑者が「大阪へ行く」と言ったため、東京駅まで送ったが、翌30日朝もパク容疑者が女性の自宅付近をうろつき、警備員が110番通報。警視庁は、帰国させるために捜査員が空港まで付き添い、パク容疑者が保安検査場を通過するのを確認したが、そこから引き返したパク容疑者が、9月1日に女性の仕事場の路上で待ち伏せて犯行に及んだという。 通常警察は、男女間のトラブルにここまでの対応はしない。29日に相談する前にも、容疑者が来日して問題を起こしていたか、被害女性がよほど重要人物でない限り、これほど親身に世話することはない。 8月半ばの深夜に犯行現場となった写真スタジオ前に、10台前後の消防車や救急車が集まっていたという住民の目撃証言があるので、容疑者は以前にも来日していた可能性がある。 筆者が長野県在住の女性から相談を受けたケースは、ストーカーである会社経営者の男性から、性暴行、近所へのビラまき、窃盗、盗撮等をされ、何度も警察に相談をして、告訴状も提出したが逮捕されずにいる。相手の男は、上申書の提出後も、女性の知人宅を訪ねるなどしていた。 川崎市ストーカー殺人事件の神奈川県警の対応を「不適切」とした検証結果が出て、警察が批判されている最中に起きた世田谷の事件における警視庁発表の“完璧”ぶりに違和感があるのだ。
2025.09.08
2025.09.06
2025.09.04
パリサンジェルマン(PSG)と聞いて多くの人が思い浮かべるのはフランス・パリに本 拠地を置くプロサッカークラブではないだろうか。私が今回招待されたのはサッカーでは なく意外なことにハンドボール。パリサンジェルマンはサッカーをはじめとしたプロスポ ーツクラブ。そのひとつにハンドボールチームも存在している。 観戦したのは8月19日、会場は代々木第一体育館。パリサンジェルマン対ジークスター 東京の対戦。来場者は7千人を超えていた。思っていたより会場内は賑わっている。会場 入口では応援用の旗が配布されていた。席について旗を広げてみたら日本のチームの旗で はなくパリサンジェルマンを応援する旗であった。パリサンジェルマンのチームオーナー は富豪国のカタール投資庁だからアウェイの試合でもたらふく経費を使えるのだろう。 試合前には歌手の西川貴教氏のミニライブ。Tシャツに短パンのラフな出で立ちで小走 りにコートへ登場。ライブパフォーマンスは圧巻だったが見た目は何故か滑稽。黒いTシ ャツと黒い短パンが一体化して見えて足が極端に短足に見えるせいだろう。ミニライブを 終えて再び小走りで戻っていった西川貴教氏だったが両チームの選手が入場後に再び登場 した。西川貴教氏がファーストスローを務めるという。ファーストスロー=始球式。西川 貴教氏が軽く投げてキーパーの横をボールが通過しゴールネットを揺らす無難なセレモニ ーだと誰もが思っていただろう。ところが何を思ったか、西川貴教氏はキーパーめがけて 全力のジャンピングスロー。ゴールネットを揺らすはずのボールは身長2メートル近い大 男のパリサンジェルマンのキーパーの脇腹に直撃。なんと、西川貴教氏の全力のファース トスローはキーパーに阻まれて失敗。会場全体が「なんでやねん!」の空気に包まれる。 続いて西川貴教氏は泣きのもう一投。再び西川貴教氏は懲りずにジャンピングスロー。な んとかゴール隅にワンバウンドで決めた。二回も投げたらもはやファーストスローではな い、セカンドスローだ。印象的だったのは2回行った始球式だけではない。全力でジャン プする西川貴教氏より足を広げて立っているだけのパリサンジェルマンのキーパーの方が 背が高かったこと。 試合は僅差でパリサンジェルマンがジークスター東京に勝利した。会場全体がパリサン ジェルマンの旗を振りながらジークスター東京を応援しているという異様な光景であった がハンドボール観戦の初心者である私には色んな意味で刺激的であった。私の脳裏にはパ リサンジェルマンの選手たちに西川貴教氏がコメディアンだと勘違いされていないか多少 の心配がよぎっていた。(坂本 雅彦)
2025.09.03
2025.09.03
古都鎌倉で4期16年の長期政権にある松尾崇市長は、8月27日に非 公式会見を開き、10月26日の市長選挙に立候補して5選目を目指す 、と表明した。 会見が非公式だったのは、統一教会の関係団体が開催したイベン トに松尾市長が参加していた、とSNSに投稿され、地元紙の神奈川 新聞が掲載。また巨額の費用を要する市庁舎移転計画に市民の理解 が得られず、市政が混乱していた為のようだ。 統一教会の地方自治体への工作は、東京都町田市や埼玉県所沢市 でも報告されており、鎌倉市に限ったことではないが、統一教会の 機関紙と目される世界日報社長と、松尾市長が笑顔で握手した写真 は、鎌倉市民に衝撃を与えた。 2ヶ月以上前のイベント参加が、今になって暴露されたことから 、市長支持派の間では市長が嵌められた、とする声もあがっている 。 確かに狙われる理由はあった。松尾市長は、無所属で市長選挙に初 出馬した際、利権政治の打破を訴え、若く清廉なイメージをアピー ルし、反自民の票を集めて当選した。ところが、当選後に市庁舎移 転計画をはじめ、複数の再開発計画を自民・公明市議の支持で立案 。反自民の市民からは、裏切り者と見られた。一方、自民党の支持 率が下落すると、4月の市議会議員選挙前に国民民主党の候補者と会 見、記念撮影をするなど、野党にも秋波を送っていた。 統一教会と関係が深い市議との間に政策協定を結んでいると、市議会 で追及されたこともある松尾市長の5選の鍵を握るのが、自民党神奈川 県連4区支部長の永田まりな県議とされる。彼女は、松尾市政の下で、鎌 倉市議に当選すると、県議に鞍替え、次の衆議院選挙に立候補すると見 られ、松尾市長とは、これまでは盟友の間柄とされてきた。 鎌倉市では、自治体首長が指定する介護保険指定事業者に投資詐 欺グループの関係者が指定された疑惑も浮上。松尾崇市長の5選へ の道は険しいものとなりつつある。






