名古屋大医学部付属病院で医療事故続く 小児外科手術が一時停止に
社会•事件
2026/01/02
国立大医学部の付属病院で医療事故が後を絶たず、異例の事態に発展している。名古屋大学医学部付属病院は2025年12月27日、医療事故などが続いたことを理由に、小児外科手術を同月9日から一時的に停止していると公表した。患者を守るべき病院で一体何が起きているのか。
同病院では、2023年に内視鏡手術で誤って健康な腎臓を摘出する事案が発生。25年には内視鏡手術中に患者が心停止してそのまま死亡する事案が起きた。これらの医療事故について、改善措置や調査を進めていく中で、25年12月には、医師が薬剤の効能を誤認していたにもかかわらず、院内の倫理手続きを通過して手術したことも明らかになったという。
この投薬ミスのケースで、患者に重大な影響は確認されていないが、患者の安全確保や管理体制の面で重大な懸念が生じたため、手術の一時停止という異例の措置に踏み切ったようだ。
再発防止のため、原因究明に向けた徹底的な調査が求められるが、小児外科手術が停止される状況が続けば、緊急性のある患者への影響も小さくないだろう。
名古屋大医学部は安全管理に向けた体制整備を早急に進め、早期の手術再開を目指す必要がある。
(桜田亮)
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