政治•経済 高市政権での対中国摩擦。K‐POPにまで飛び火の大迷惑
高市政権での対中国摩擦。K‐POPにまで飛び火の大迷惑
政治•経済

2025/12/26

 トランプ政権のモンロー主義的排外1国主義、欧州でも右翼・ポピュリズム政党が台頭して、世界的に分断と右傾化が進んでいる。もちろん日本も参政党の台頭と高市政権の誕生と例外ではなく、さっそく台湾問題を巡り中国との深刻な摩擦の渦中にある。

 政治と経済・文化は別とは言いながら、共産党政権の中国ではお題目に過ぎず、露骨な日本パッシングが起こっている。歌手の大槻マキがパフォーマンス中に突然退場させられてかと思えば、浜崎あゆみ、モモクロといった中国でも人気のあるアーティストのライブが続々と中止に。エンタメ業界と個人の楽しみの場にまで、政治的対立を元にした「反グローバリズム」が進行してしまっている。

 となると国策でグローバリズムを押し進めた韓国・K‐POPにまでそのひずみが及んで、思わぬ悪影響が及んでいるという。韓国紙の『中央日報』がこれを報じている。

「ガールズグループのLE SSERAFIMが上海で行うはずだった初のシングルのファンサイン会が中止になったそうです。というのも5人のメンバーのうち、2人が日本人だったからです。他のグループも、日本人がメンバーにいて、日本人だけ中国のイベントに参加しないなど、活動に支障が生じているとか」(外信部記者)

 このところのK‐POPグループでは、グローバリズムでメンバーの多国籍化が進んでいる。例えば日本でも人気のTWICEは韓国・日本・台湾人メンバーで構成され、BLACKPINKに至っては韓国・オーストラリア・タイ人といった具合だ。狙いはもちろんグローバル化での市場の拡大だが、だからこそ世界政治の分断と反グローバリズムの影響が及んでしまったというわけだ。

 日本はパンダまで召し上げられて、来年1月にはパンダがいない国になる。ひたすら迷惑なのが、政治には全く関係ないファンや関係者たちというから、まったくもって困ったものだ。

(猫間滋)

TIMES

政治•経済