『バック・トゥ・ザ・フューチャー4Dは海の家のラーメン』
連載•小説
2025/12/17
『バックトゥザフューチャー4D』を観た。俺は子供の頃からテレビ、ビデオ、リバイバルなどで何度も観ているのだが、この映画と4Dの相性は、海の家でラーメンを食うシチュエーションに匹敵するくらいバッチリだった。
タイムスリップの場面では、座席が揺れ、風が吹き、ストロボとスモークがたかれ、火柱がたった瞬間、座席後方から生暖かい風が首元にふわっとかかって来た。あまりにも温度がリアルで、俺は後ろの席のおっさんの息がかかったのかと思ってしまった。『うしろのおっさんの息4D』誰が観に行くんだ!
ただ、必要ない場面まで振動するのには困った。特に、ペットフードが皿に落ちた時に揺れたのはなんだったのか。所々、意味なく揺れるのは改善してほしいものであるが、ともかく俺は4Dの技術に、身体も主人公に近いくらい疲労した気分になった。
最後はエンドロールに『主演・三遊亭はらしょう』とクレジットされた気がしたほどの没入感であった。
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