連載•小説 佐野慈紀のシゲキ的球論  投高打低のセ・リーグに「僕は〝雑〟なバッターが増えたなと思います」と佐野氏がカ ツ!
佐野慈紀のシゲキ的球論  投高打低のセ・リーグに「僕は〝雑〟なバッターが増えたなと思います」と佐野氏がカ ツ!
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2025/08/24

セ・リーグの首位打者争いが低調だ。3割打者が不在の状況に佐野氏は
「バッター陣があっさりアウトになってしまっている。だから、打率も上がってこないと
いう部分もある」と分析する。
「長打を打てる打者がチームに1人か2人しかいなくなった。それはセ・リーグが顕著で
すよね。いまホームラン打てる打者といえば、パッと浮かぶのは佐藤輝、村上、岡本ぐら
いですからね」(佐野氏)
 変化球の種類が増えたことや投手交代のタイミングなど、打者の対応が難しくな
っている部分もあるが「決して〝勝負が早くなった〟わけじゃない。ファールで粘ったり
する。当てにいくバッターが多い割に、粘りの意味でのファールが打てない。自分のスイ
ングができていない」という。
 一方で現在、打率上位を独占している阪神の打者陣といえば、四球をしっかり選ぶこと
にも定評がある大山悠輔など、状況に応じて打ちに行く、粘るなど、戦況を判断できる姿
勢も称賛されている。
 もちろん大前提は技術を身に着けているかという点。今後はDH制の導入も話題になっ
ているセ・リーグの野手はどう変化していくかも注目となりそうだ。

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