社会•事件 超有名泡盛メーカーに理不尽極まる貸し渋り、挙げ句の果ては恫喝。沖縄銀行の恐れ入った『蛮行』(後編)
超有名泡盛メーカーに理不尽極まる貸し渋り、挙げ句の果ては恫喝。沖縄銀行の恐れ入った『蛮行』(後編)
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2024/11/07

沖縄銀行は、〝死刑宣告〟をしてきた

 沖縄銀行は、まるで死刑を執行するように、次の目を剥くような事項を宣言してきた。
①沖縄銀行の取り分が0円であっても競売は実行する。
②久米仙酒造取引先が億単位での任意売却の申し出があり、沖縄銀行からの借り入れも見据えるが、即座に却下。
③今まで一定金額を返済してきにも拘わらず、それを一方的に取りやめ、中期の返済を認めない。
④すでに沖縄銀行は、損金処理をしているが、元金だけでなく利息、延滞金を含むホールでの返済を強く要求。
 以上のような、にわかには信じられない事項を、沖縄銀行は久米仙酒造に対して大上段に通告してきたのである。
 秋の久米仙酒造の関係者ではないが、これは誰が見ても、〝死刑宣告〟にしか聞こえないし、見えない。
 そもそも沖縄銀行は久米仙酒造の救済、再建、から乗り込んできたのではなかったか。まるで正反対の対応に久米仙酒造はここ数年、絶えず混乱に陥っている。

那覇地検への刑事告発が受理された

 この事態は、金融庁も重く見て、ある告発をきっかけに沖縄銀行に対して業務改善命令を発布を考えているという。当の久米仙酒造も令和二年一〇月に那覇地検に沖縄銀行を相手に刑事告発に踏み切り、それは二日おいて同地検にて受理された。
 沖縄銀行は驚いたことに、那覇地検告発受理と同日、さらなる蛮行を打って出た。
 久米仙酒造の再建を根抵当ごと沖縄債権回収サービサーに売却したのである。
 まさに明確なる〝債権飛ばし〟ほかならない。
 一体、沖縄銀行はいくつも横紙破りを繰り返すのか。繰り返すが沖縄銀行は沖縄県の指定金融機関なのである。その立場のプライドはどこへ行ってしまったのか。久米仙酒造に対する仕打ちはまさになりふり構わない行為としかいいようがない。
 ちなみに、沖縄債権回収サービスは、沖縄銀行から譲渡された前債権の80%以上を有しているのだ。となると、これは事業再生という名目で、売り上げを出している企業からより多くの利益を獲得する会ってはならない禁じ手の回収策を講じた、ということになる。これは、まさしくアウト!、であろう。

銀行の正義はどこにある

 久米仙酒造関係者が深刻な表情でこう語る。
 「沖縄銀行の真意がまったくわからず、本当に戸惑い、また憤りを禁じ得ませんが、これだけは言えます。そもそも経営悪化の元となった創業家はとうの昔に一掃しています。名士に全株委譲したことは誰もが周知のこと。当社は、コロナ禍のこんなに厳しい状況下でも業務改善や将来
を見据えた成長戦略を積極的に打ち出し、3期連続で営業利益も出しているのです。それをこともあろうに金融機関がまるで親の敵を相手にするように、私たちの経営努力を踏みにじり、潰しにかけてきている。こんな理不尽な有り様はどういうことでしょうか。この世に正義はないのでしょうか」。
 この言葉はまさに心からの心痛の声である。この言葉に耳を傾けないわけにはいかない。

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