佐野慈紀のシゲキ的球論 「巨人・戸郷復活に向けた僕の私見」
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2025/06/29
野球評論家の佐野慈紀氏が二度目の二軍落ちとなった巨人・戸郷翔征投手の〝再建論〟
を語った。
佐野氏はまず「セ・リーグの野球」の性質について「セの野球は『防御』から始まる。『1点も取られたくない』というところ始まっている。そうなるとどうしてもコントロール重視となる」と分析。巨人に限らず、セ6球団の基本的な戦い方として、パの野球に比べて、失点を許容できない部分にあるとする。
その上で「戸郷という投手はストライクゾーンの四隅に投げる投手ではない。テンポよく強い直球を投げ込む投手。それでフォークが生きる。だが、いまはその直球自体に勢いがなくなっています。やはり打者に聞くと、『勢いのある直球が1番打ちにくい』と言います」と佐野氏は話す。
そんな本人の状態に加えて「捕手の甲斐選手のリードも関係してるかなと思います。いい選手ですが、リードはきわどいコースを要求するタイプ。大胆に投げさせるというのは少ない」と、戸郷のリズムをまだうまく引き出せていない部分があるのではないかと話した。今季、戸郷の低迷は複合的な理由によるものではないかという。
最後は「戸郷選手はこのまま埋もれてしまうのはもったいない投手です。オールスター後に一軍に上がってくるぐらいでやってほしい」とエールを送った。
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