2025/05/05
つば九郎(の中の人)の後継問題はこれで解決、渾身の一案
(写真 つば九郎とつばみ)
つば九郎の中の人が亡くなり二か月以上が経った。3月28日にNPBが開幕して以降、つば九郎の後継は現れず妹分のつばみが孤軍奮闘している。が、しかし、つばみが奮闘を続けても神宮のグランドには相変わらずの空虚感が漂う。つば九郎の活動は31年という長期間であったこととフリップ芸という唯一無二の個性を発揮するキャラクターであった。外見からするとつばみにはつば九郎と同種であることから好感を抱く。だが、つば九郎は可愛らしい外見を良い意味で裏切る邪な一面も窺わせ、その意外性とミスマッチが多くのファンを惹きつけた。つばみは軽快に走るしダンスも得意だ。愛想よく手を振る姿はいかにも子供ウケするマスコットキャラクターである。そうであってもつばみには物足りなさを感じてしまう。それだけつば九郎の持っていた存在感と個性が際立っていたということ。
3月26日にヤクルト球団は今後のつば九郎の活動についてしばらく休止することを発表しているがその期限については触れていない。それもそのはず、つば九郎の後継を見つけるのは容易ではないからだ。着ぐるみの中に入って愛想を振りまくだけではつば九郎の「中の人」は務まらない。「中の人」が亡くなったことがニュースになるくらい強烈な個性があり多くの野球ファンから愛されていた。つば九郎がつば九郎であるためにはユーモラス且つ毒気の効いたフリップ芸が欠かせない。つば九郎のやさぐれた態度や悪戯なパフォーマンスも一流のフリップ芸による憎めないキャラクターが裏打ちされていることがあってのもの。つまり、つば九郎の後継問題とはフリップ芸の後継問題ということ。スケッチブックに時事ネタを織り込んだユニークなコメントを書くパフォーマンスを誰が後継するのかが大きな壁となる。では、つば九郎の「中の人」を司るフリップ芸をできる人はどうやって見つければ良いのか。「オーディションを開催すれば良いだけ」という声が聞こえてきそうだがそれは違う。広く公開したオーディションで募って選ばれた人はあくまでも個人である。個である個人に頼りすぎると後々面倒なことに悩まされかねない。個人であると、辞めたい、給料を挙げろ、病欠、休暇など要求を受ける側と出す側のバランスが取りずらい。そこで一案。落語協会や漫才協会に相談するのはどうだろう。日曜の夕方に日本テレビが放送する「笑点」は多くの国民に愛される長寿番組である。大喜利のコーナーを文字化すれば正しくつば九郎のフリップ芸そのもののようだ。毎日が頓智生活の落語家が扮するにはぴったりではないか。つば九郎の「中の人」はタイガーマスクのように初代、二代目、三代目と落語協会などの団体が人気の加減をみながら送り込めば良いだろう。
個人ではなく団体との協業であったら継承する際のハードルが多少は下がる。ヤクルト球団につば九郎の人気と関連グッズ売り上げは貴重であったはず。ヤクルトファンのみならず野球ファンの多くが二代目つば九郎を楽しみに待っている。つば九郎の後継をあきらめるという選択肢はないということだけでもヤクルト球団が表明してくれるとあらがたいのだが。
天国で美味そうに食ってるな、つば苦労、ワッサン。
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