社会•事件 楽天市場でアカウント乗っ取り被害が続出 不正注文
楽天市場でアカウント乗っ取り被害が続出 不正注文
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2026/04/21

 楽天の通販サイト「楽天市場」で、アカウントが乗っ取られて商品を勝手に注文される被害が相次いでいる。警視庁の先月の発表によると、同様の被害相談は2025年7月以降、約400件にも上り、実際に不正購入される被害に遭っているケースもあるという。物流網の拡充によって、いつでもどこからでも商品の発注ができるよう利便性は高まっているだけに、アカウントの乗っ取り被害への警戒を強める必要がある。

 

 警視庁の発表や捜査関係者らによると、中国の上海に拠点を置く複数のショップが、別の通販サイトに商品を安値で出品し、楽天市場で不正購入した同じ商品を発送して利益を得ている可能性が高いようだ。

アマゾンやTemuなど複数の通販サイトで、注文した家電や飲料、日用品などが楽天市場を経由して配送されるケースが複数件確認されているという。

警察庁や各地の県警などは、アカウントのIDやパスワードを盗み取る「フィッシング」などによって漏えいした個人情報が悪用されている可能性が高いとして、通販サイトでの購入履歴を頻繁にチェックするなどの対策を呼びかけている。

 

楽天やアマゾンは、今や生活に欠かせないインフラと言ってもいいほどに利用者が増加。一人暮らしの高齢者らにとっても生活を支える重要なツールとなっている。

ただ、その通販サイトを通じて経済的被害を受けてしまっては、元も子もない。利用者がこまめに注意して自ら防衛することは重要だが、サイト運営業者側においても不正対策強化が急務だ。消費者に対して定期的に注意喚起し、異常を検知する仕組みを拡充させるなどして実効性のある対策を講じるべきだろう。(桜田亮)

 

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