政治•経済 社会•事件 「夏商戦」冷夏で“夏の夜の夢”に終わる?
「夏商戦」冷夏で“夏の夜の夢”に終わる?
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2026/08/22

 東日本では8月に入ってエアコンを点けなくてもいい日が続いている。もう忘れそうだが、5月は日本各地で真夏日を記録し、6、7月は酷暑日続出、7月で夏が終わったような天気の推移だ。5月に盛り上がりを見せた“暑いビジネス”の数々もいまや昔だ。

まず飛ぶように売れたのが殺虫剤だ。気温が上がるほどに、蚊やゴキブリなどの活動が活発になるため、このカテゴリーの売上高は、なんと55%も増加した。

次に「冷や麦」や「そうめん」に代表される「乾めん」カテゴリーの売り上げは、5月に入って41%増となった。その他にもスポーツ飲料や麦茶飲料など、例年に比べて伸び方が2倍以上になっているカテゴリーも少なくない。

そんな中で、対酷暑への最大の武器であるエアコンの商戦も盛り上がりを見せた。その理由は家庭用エアコンの新たな省エネ基準が、2027年4月から適用されるため、「駆け込み需要」が到来したからだ。

大手量販店は「エアコン2027年問題」という言葉を振り撒き、消費者も新基準を満たすためにエアコンの本体価格が跳ね上がるとの警戒感から現行製品への駆け込み需要が発生した。

エアコン大手3社(ダイキン工業・パナソニック・三菱電機)が、今秋以降に発売する全機種を新省エネ基準に適合させる見込みと報じられたことも乱売に輪をかけた。が現在、日本の一部地域での冷夏がエアコン商戦に冷水を浴びせた格好となっている。(梛野順三)

 

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