第61回 椎野礼仁のTANKA de 爺さん
連載•小説
2026/06/22
学生運動
「世界について考えるのが学生だ」セクトのキャップの言葉にうなづく
「何もしないことは加担」と問い詰めた俺が通った再開授業
結局は肯(がえんじる)ことできなくて黙って去った日吉キャンパス
始まりはいつも単純な正義感 一度目は許す二度目は茶番
その頃に二年中退は向う傷 今となってはヘヘンのヘンだ
未熟でも主義を恃んだあの時をいまも全く悔やんでいない
今週は何かと気ぜわしく、新しい短歌は詠めなかったので、旧作を。
先々週、連合赤軍についての歌を載せたので、今週は、時代的には2、3年遡って、学生運動に関わっていた頃(正確に言うとその後のこと)を詠んだ短歌。あまり直截に物事、特に政治的なことを歌にするのは決して僕の本意ではなく、作品数も少ないのだが、1年以上続けた連載なので、その中に紛れ込ませた(つもり)。
TIMES
連載•小説






