佐野慈紀のシゲキ的球論~阪神「ショート問題」の現状
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2026/08/14
阪神タイガースがライバル巨人の台頭によって、連覇に向けて正念場を迎えている。
特に不安視されているのが、固定しきれていない「ショート」のレギュラー問題だ。
木浪、熊谷、元山ら複数の選手を起用する試行錯誤が続く中、佐野氏はこれをネガティブに捉えていない。
「ショート問題は難しいところ。名前の挙がった3人とも守備が特別抜けているわけでもなく、そこそこ、こなしているという状態。理想は1人に固定することかもしれないが、いい意味で競争をやっていると思うので、この8月は3人で回して逃げ切ってもらうしかない」と分析。
懸念されていた打線についても、「上位打線に勢いが出てきて、本来の勝ちパターンが復活しそうな感じもある」と、復調への手応えを語る。
一方で、チームを支えるのはやはり強固な中継ぎ陣だ。9日の中日戦では、木下、工藤、最後は岩崎と繋いで勝利を飾った。
前のカードで守護神ドリスが打ち込まれる場面もあったが、佐野氏は「ドリスが打たれたことも含めて、みんながずっと調子いいわけにはいかない中で、次の日にこの3人でカバーできた。特に工藤がイニングを跨いでしっかり抑えたのは、チームにさらに勇気を与えた」と絶賛する。
さらに「4人のうち3人が安定していれば、調子が落ちている4人目の復活をじっくり待てる利点もある。これが本来の藤川阪神の強み。ここに辿り着きつつあるのは本当に大きい」と、リリーフ陣の厚みに強い信頼を寄せた。
(タサイリョウ)
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