佐野慈紀のシゲキ的球論 阪神・高橋遥人は「マダックス級」!無双状態を支えるパーフェクトな投球術
連載•小説
2026/06/03
阪神タイガースの高橋遥人が交流戦に入っても圧倒的な存在感を放っている。
佐野氏をして「もうレベルが1段階、2段階上の存在」と言わしめるほどの快投だ。その凄みについて、佐野氏は「ベース前でも強いボールが投げられるということは、それだけスピン量が多いということ。その後に続くスライダーなんてよりスピンがかかるので、バッターは真っすぐと錯覚して空振りしてしまう」と、ボールの質の高さを絶賛する。
さらに驚くべきは、その完成度だ。「調子が良いからどんどん行こうというのではなく、確たる自信と自分のプランを持って投げている。ゾーンに入っているどころか、ほぼパーフェクトな状態」と手放しで称える。その投球は、かつてメジャーを席巻したマダックスらや、無双状態だった斎藤雅樹氏に「並ぶどころか超えてきているのではないか」と唸るほどだ。
「これから嫌な暑さになってくる中で、コンディショニングを含めてどう維持していくかが見もの」と佐野氏。最高峰のピッチングを続ける虎の左腕から目が離せない。
(タサイリョウ)
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